TODAY'S BALI 2010.03.11 Thursday 11:47 am
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27.「踊り手の心構え」 27.「踊り手の心構え」
  27.「踊り手の心構え」     このコラムにも何度か登場しているバリ中部バトゥアン村のチュニック女史。その女史が継承する幻の古典芸能「ジョゲ・ピンギタン」の後継者育成が軌道にのってきたのを受け、このプロジェクトを共同で進めている芸術財団「Tri P...
26.「プロジェクト・スナップショット」 26.「プロジェクト・スナップショット」
  26. 「プロジェクト・スナップショット」    今回は前回紹介したふたつのプロジェクト、「影絵遣いシジャ師の哲学思想を残す」「プリアタン村の古典レゴン舞踊の保存継承」のほかにどんなプロジェクトが展開しているのか、いくつかのスナップショットでご紹介しよ...
25.影絵の伝統哲学と宮廷舞踊レゴン 25.影絵の伝統哲学と宮廷舞踊レゴン
  25. 影絵の伝統哲学と宮廷舞踊レゴン   H.I.S.バリ伝統文化支援プロジェクトでは現在まで5つの具体的なプロジェクトを進行させている。その中で、今回はまず2つのプロジェクトについて その内容と経過を報告しよう。☆プロジェクト001「影絵遣いシジャ師の思...
24.育てることと循環 24.育てることと循環
  24. 育てることと循環  プロジェクトもいよいよ3年目に突入した。  「石の上にも三年」とはよく言ったもので、何事も3年は続けてみないことには海のものとも山のものともわからないのは確かなことだ。とはいえ、3年やればなんとかなるというものでもなく、特にこの伝統文化支援のように人を...
23.敗者無き勝利 23.敗者無き勝利
  23. 敗者無き勝利 来年のことになるが、バリの絵描きの友人と、「ワヤン・ベベル」の公演を企画している。ワヤン・ベベルとは絵巻物を繰りながら語る古典芸能。バリよりもむしろ中部ジャワにその古い形が認められるが、件の友人が古典叙事詩「スタソーマ」を題材とした絵巻物を描い...
22. 心に在る神 22. 心に在る神
  22. 心に在る神 影絵芝居ワヤン・クリットの一節。インド古典叙事詩マハーバーラタに登場するパンダワ兄弟が、神々を讃える儀式を執り行っている。しかし一方では全く儀式も供物も捧げない人物が、神々とより近いところにいるのを目の当たりにし、なぜそんなことができるのか訪ねた...
21. しわの味わい 21. しわの味わい
  21. しわの味わい プロジェクトも知名度が上がって来ると、時々「うちも支援してくれ」といったような申し出が来る。興味深いものも少なくないので、できるだけ時間をつくって実際に調査に行けるよう努めている。 その中のひとつ、アルジョ歌舞劇のプロジェクトを進めているシンガ...
20. つながる 20. つながる
  20. つながる   最近、「つながる」ということをよく考える。私事で恐縮だが、発端はパフォーマーとして今まで常にグループで活動していたものを、2〜3ヶ月に1回はソロ公演をやってみようと思い立ったことにある。ソロを始める上で何をテーマとするのか。自分が踊り...
19. 心に触れる力 19. 心に触れる力
  19. 心に触れる力 ♪自分のことをあまり賢いと思うな ほかの人がどうであろうと、関係ない たとえば、家の前を掃除するようなもの 今日掃除しても明日また、 明日掃除しても明後日にはまた埃もたまる いくら掃き清めても、 次から次へと塵はつもる いくら自分が空の高みに至る...
18. 芸の深みの先 18. 芸の深みの先
  18. 芸の深みの先 イダ・バグース・オカ・ウィルジャナ氏。ギアニャールの街近くのブランシンガ村に住む舞踊家であることから、親しみと尊敬を込めて「グス・アジ・ブランシンガ(ブランシンガ村のお父さん)」と呼ばれる。最高位の僧侶を輩出する階級「イダ・バグース」の出身だけ...
17. 村のために 17. 村のために
  17. 村のために 2008年暮れから09年年初めにかけて、昨年に引き続き、ウブド近郊のプンゴセカン村にて「プンゴセカン村アートプロジェクト」が開催された。この村は「プンゴセカンスタイル」と呼ばれる花鳥風月を鮮やかな色彩で描いた絵画が有名で、そのスタイルが確立される...
16. プロジェクト概観 16. プロジェクト概観
  16. プロジェクト概観 2007年9月より正式に始まったH.I.S.バリ伝統文化支援プロジェクト。2年目に入った現在まで5つの具体的なプロジェクトがスタートし、現在も進行している。5つのプロジェクトとは以下の通り。 ボナ村の影絵師シジャ師の哲学:影絵「ワヤン・...
15. 役者のたたずまい 15. 役者のたたずまい
  15. 役者のたたずまい バリでは、空は晴れているのに雨が降ることを「ウジャン・アルジョ」と呼ぶ。ウジャンは雨、アルジョとは伝統的な歌舞劇のこと。アルジョ歌舞劇では、涙あり笑いあり、歌、踊り、芝居、漫才、音楽と、さまざまな要素がひとつとなった舞台が展開される。陽の光が...
14. 魂が受け継がれる瞬間 14. 魂が受け継がれる瞬間
  14. 魂が受け継がれる瞬間 既に何度もこの連載で紹介しているバトゥアン村のチュニック女史。女史が継承している幻の芸能「ジョゲ・ピンギタン」の後継者を育成するプロジェクトを展開し始めて8ヶ月余り。これをきっかけとして話が広がり、この9月、ジョゲ・ピンギタンの本邦初公演...
13. 美しい生活 13. 美しい生活
  13. 美しい生活 バリ島北部、ブレレン地方ジャガラガ村で展開中のプロジェクトの進捗状況を確認しに行った。 20世紀初頭にここジャガラガ村を中心に生まれ、またたくまにバリ中に広まったガムラン楽器「ゴン・クビャール」。エネルギーに溢れ、激しく、熱いその音楽のオリジナルの...
12. プロジェクト装置 12. プロジェクト装置
  12. プロジェクト装置 この連載でも何度か登場した「魂の踊り子」、バトゥアン村のチュニック女史。女史による幻の古典芸能ジョゲ・ピンギタンの継承者育成プロジェクトが、最初の節目を迎えようとしている。日本インドネシア国交50周年記念事業として文化庁の助成を受け、ジョゲ・...
11. 事実と真実 11. 事実と真実
  11. 事実と真実 ちょっと前にバリで話題になったニュースに、こんなものがある。バリ島中部のとある川縁に建つ高校が1週間程休校になった。原因は「川の人」である。バリの人々は、人間たちが生きているこの世界と重なり合って、精霊たちの世界や神々の世界があると考えている。その...
10. 過去から未来へ 10. 過去から未来へ
  10. 過去から未来へ H.I.S.バリ伝統文化支援プロジェクトでは現在、特に伝統芸能の分野で5つのプロジェクトが同時に進行しており、これからも増えていく予定であるが、それらのプロジェクトを計画する際、前提としていることがある。 ひとつは、伝統文化を継承している老芸術家...
9. 土地に降るちから 9. 土地に降るちから
  9. 土地に降るちから バリ島中部シンガパドゥ村。バリの中では古くから数多くの素晴らしい舞踊家を輩出していることで有名である。特に「アルジョ」と呼ばれる歌舞劇の発祥地として、歌って踊れる役者が多い。この「アルジョ」歌舞劇。シンガパドゥ以外にもバリ島各地にアルジョを上演...
8. 根を張る 8. 根を張る
  8. 根を張る ウブドからデンパサール方面へ車で15分、バリで最も古い村のひとつ言われているバトゥアン村。このバトゥアン村で、生ける伝説とも言うべき舞踊家、チュニック女史による幻の芸能「ジョゲ・ピンギタン」の指導がはじまった。チュニック女史の家族は、子、孫、曾孫にいた...